アナログエフェクターとデジタルエフェクターの違い

「ギャイーンな歪み系エフェクターはアナログで。」

「空間系はデジタルで。」

ってなことをよく耳にしますよね。

俺はアナログエフェクターもデジタルエフェクターも、両方好きです。

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アナログ系エフェクターが好きな理由

アナログ系エフェクターは主に”ツマミ”を指でつまんで、クルクル回して、いじって、音を作ります。

昨日と同じ設定をしても、

「今日のサウンドはなんだか違うなあ・・・」

と感じることは珍しくありません。

サウンドは太く深みがあり、温かく感じるものが多くあります。

デジタル系エフェクターに比べるとややノイジーな場合が多いのですが、そのノイズこそが”音楽的である”と感じる場合があります。

アナログ系エフェクターは実に人間味を感じますが、言うなればそれは『手書きの手紙』です。

何度も読み返したくなるような、味わい深いもの。

それが俺にとってのアナログ系エフェクターなのです。

 

デジタル系エフェクターが好きな理由

一方。

細かく細かく設定して、寸分狂わずその通りのサウンドを常にキープしてくれるデジタル系エフェクター。

入力された『音』を『数値で表すデータ』に変換するのがデジタル系の特徴です。

男気溢れる熱血漢がアナログ系エフェクターなら、デジタル系エフェクターは銀ブチメガネのインテリの細マッチョ、なイメージでしょうか・・・。

”デジタル系”、ってだけあって、アナログ系に比べるとやはりデジデジした印象があります。

とは言うものの、最近のデジタル系エフェクターは一昔前のソレとは全然違って、ものすごくレベルが高いと思います。

『デジタルなのにアナログっぽい』、というヤツがとても多いです。

『状態のめっちゃ良いアナログ』、とでもいいましょうか・・・。

もはや、平成生まれのギターキッズは、

「なんでわざわざ、アナログ系エフェクターを使うの?意味がわかんねー。」

かもしれません。

「デジタルでじゅーぶん」、って方が増えているはずです。

 

「アナログ系か、それともデジタル系か」、はもう古い

最近のモデリング・シミュレーションエフェクターはもはや宇宙の域。

一度使って度胆を抜かれたフラクタル

Fractal Audio Systems ( フラクタルオーディオシステムズ ) / Axe-Fx II XL+
Fractal Audio Systems ( フラクタルオーディオシステムズ ) / Axe-Fx II XL+

そして同じく度肝を抜かれたケンパー

Kemper Profiling Amplifier ( ケンパープロファイリングアンプリファイヤー ) / Kemper Profiling Power Head
Kemper Profiling Amplifier ( ケンパープロファイリングアンプリファイヤー ) / Kemper Profiling Power Head

フラクタルとケンパー。

この2つを手に入れて使い方をマスターすれば、現場で困ることはまずないでしょう。(使いこなすのに何年かかるかな・・・)

何より、

「アナログ系か、それともデジタル系か」

とカテゴライズしたお話はもはや時代遅れです。

 

アナログ系とデジタル系の、明らかな違いとは?

俺にとっての、アナログ系とデジタル系の違い。

それは、

『弾き心地』

です。

明らかに違う!

例えば。

【1】.
エレキギターをオーディオインターフェースに接続し、アンプシミュレーターやDAWソフトなどのプラグインで音作りをして、モニタースピーカー(またはヘッドホン)から音を出す場合。

【2】.
エレキギターを真空管入りのギターアンプに接続し、アナログ系エフェクターで音作りをする場合。

この2つを比較すると。

【1】は飽きたり耳が疲れたりしますが、【2】は飽きることも疲れることもなく、気分よく永遠に弾き続けることができます。

つまり、弾き心地がいいんです。

同じような音が出る設定で、それぞれを聴き比べると、

「どっちがどっちか、あんまりわからないね」

なんてことになるかもしれませんが、プレイ中はその違いをはっきりと感じるということです。

そう、弾き心地です。

良いプレイをするためには、良い楽器や機材が必要ですが、例え楽器や機材のクオリティが低くても、

『演奏中、FEELGOODできるかどうか』

は、とてもとても大切な要因です。

 

エフェクターは好きなものを使おう

世間には様々なエフェクターがあり、

「これ、めっちゃいい!!」

「これ、全然良くない!!」

といったレビューが溢れかえっています。

何が良くて何が良くない、なんてことは存在しません。

時代や人気なんて一切無視して、

「これ、めっちゃ好き!!」

「これ、めっちゃ楽しい!!」

なエフェクターをセレクトしたいものです。

 

やっぱり、アナログが好き!

俺はアナログが大好きです。

「数値を設定して、保存する」

みたいなデジタル系エフェクターよりも、お気に入りのエフェクターを直列に接続して、エフェクターのツマミをいじくりながら音作りを楽しみたいです。

冒頭の写真は、大昔からある定番中の定番エフェクター。

定番なので、コレをモデリングしたデジタルエフェクターやプラグインソフトはたくさんあります。

が。

やはり、弾き心地が違うんです。

足元にコイツがあって、何度もしゃがみながら微調整して音を作って弾くほうが、弾き心地がいいのです。

アナログエフェクターって、集めるのも楽しいですよね??

ちなみに。

俺が今(ここ1年)、かなりのレベルで使いこなしているエフェクター。

それは紛れもなく、BOSS MS-3です。

バリバリのデジタル系マルチエフェクター&スイッチャーです。

どっちやねん。

ごめんなさい。

BOSS ( ボス ) / MS-3 Multi Effects Switcher
BOSS ( ボス ) / MS-3 Multi Effects Switcher

アナログ系エフェクターみたいに感覚的に使いこなせるようになったら、デジタル系エフェクターもカワイイんです。
 

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akira yoshida
吉田あきら ギタリスト・ソングライター・シンガー 毎月第二金曜日 ライブハウス新宿SACT!でワンマンライブを行っています。

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