新品のジーンズやジージャンを買ったなら。
さあ、どうする!?!?
まず洗う??縮ませる?それとも洗わずに3ヶ月着用する??
さまざまな方法があり、考え方があり、派閥があり、哲学があるのであります。
Sponsored Link
デニムは勝手に育つ!
アメカジ育ちのアラフィフで、子どもの頃から新品ジーンズをボロボロにしてばかりの俺です。
定番ブランドの現行品や人気レプリカブランドの物、、マニアックでクセの強いブランドの物から何から何までたくさんたくさん!
ジーンズやジージャンに限らず、デニムハットやデニムトート、デニムのブックカバーやらもたくさんたくさん!!
それぞれにそれぞれの色落ちがあり、1つとして同じようには育たず、その1つ1つの色落ちを楽しむってのが醍醐味であります。
ジーンズやジージャンは定番人気ファッションアイテムです。
誰だって1つや2つは持ってます。
そもそも、ジーンズやジージャンは19世紀後半に生まれたリアルなワークウェア(労働着)です。
なので、
『細かいことは気にせず着用し、黙々と生活をするだけでカッコよく育つもんだ。』
というのが俺の『デニムを育てる』における哲学です。
デニムが育つ??デニムを育てる??
新品の時のデニム、特にジーンズは黒に近い青で、糊が付いていてカチコチです。
そんなジーンズも長く着用し続けると柔らかくなり自分の体にフィットしてきます。
そして、自分の体にフィットした色落ちへと変化していきます。
主に、デニムの色の”濃淡の差が激しい色落ち”を”良し”とするのが一般的です。
なので、その『良い色落ちのためにどう着用するか』、つまり『どう育てるか』ということについての情報が多くあり、様々な議論がなされているというワケであります。
サイズ選びや洗濯するタイミングやその方法、新品時に付いている糊をどうするか・・・などなどがその議論の内容です。
デニムの色落ちは生活を語る
ファッションは好みであり自由なので、とやかく言うことはナンセンスですが、
見栄え・色落ちがカッコいいとしても、
『人為的、または不自然な施しがされたデニム』
は、なんだか”卑しい”。。。
と、感じてしまいます。
俺の愛用しているジーンズやジージャンを他人様が見たとして、
「お。こいつはギターを弾くんだな。
色落ちを見ればわかるさ。
ん?
雑巾を使って床掃除をするタイプじゃないか?
スニーカーよりブーツ派でしょう。
畑仕事や庭いじりや、土の上で作業をすることが多いのか?
あ??
チビだな。」
などと見抜いていただけたとしたら。
俺のジーンズ&ジージャンは「正しく育っている」ってことです。
(※そんなプロファイリングができる人はいませんww)
ただただ履いて、履いて、履きまくって、ヒーヒー言いながら日々を黙々淡々と生きる中で自然と生まれる副産物が、俺にとってカッコいい”ヒゲ”であり、”アタリ”であり、”ハチノス”です。
(※ヒゲ・アタリ・ハチノスの解説はまた後日)
その生き様はデニムの色落ちとして表現されるのです。
だからデニムは面白い。
のペーっとした色落ちに仕上がったとしたら、俺の生活がのぺーっとしてたってことです。
ジーンズにおいて、ファッションとしてリアルな色落ちを目指すのなら、洗い方や洗剤、乾燥のさせ方、新たな糊付け方法などにこだわるのではなく!
鉱山で働き、生地が汚れたのなら着用したまま川に入ってゴシゴシとこすり洗いをしたいところです。
もしくはカウボーイとなって牧場で畜産に従事し、休日はロデオを楽しむのが良いでしょう。
そのようにして育てられた自分だけのデニムは、ケースに入れられた貴重で高額なヴィンテージ物よりも価値があると考えます。
あと何本、育てられるかなあ
新品のジーンズを購入して、「いい感じ!」となるまでにはやはり2、3年は必要かなーと思います。
今も「履きたいな!」というジーンズが数本ありますが、アレもコレも手に入れまくったとしても、すべてを「いい感じ!」に育てるための時間は限られています。
何歳までジーンズを履き続けられるかは俺次第ですが、『ジーンズを履く』という生き方を長く続けたいです。
そして。
履いてみたいジーンズがあるのなら、履けるうちに履いておきたいものです。
時間のあるうちに!!
あなたにも、やりたいことがあるでしょう。
「やってみたいな!」「欲しいな!」
と思うこと、感じることがあるでしょう。
言うまでもなく時間は有限です。
やれるうちにやり、手に入れられるうちに手に入れ、会える時に会っておきたいですね。
でわ。
次の休日はジーンズでも買いに行きましょか!!
ほんで、美味しいお酒を飲みながら、バンジージャンプを体験した後、どこの温泉旅館に宿泊するかを決めませんか??