【2020年2月9日】感謝と祈り・・・

奈良に帰ってきました。

 

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死に際

東京から奈良の病院に到着した時、父は病室で完全にラリっていました。

緩和ケア、という名の麻薬漬け。

「おーい。起きろー。帰ってきたどー。」

と声をかけると目をあけました。

が、その1回だけ。

あとはずっと目を閉じてました。

体内に酸素は行き届かず、手首の脈は確認できず。

ただただ、その時を待っているという状態です。

横たわる父のそばで、母と様々な会話をしました。

父の友人から届いた手紙を読みました。

窓の外を見たら、少し雪がぱらつきました。

 

広すぎる家

奈良の田舎にある俺の実家は、広い。

その”広い”とは、『お金持ちの豪邸』という意味ではありません。

ただ広く、ただデカい。

広く、デカいその家で、俺の母は近々”一人暮らし”をすることになりそうだ、というわけであります。

 

感謝 祈り

空っぽの冷蔵庫に、1枚の絵が貼られていました。

病気と闘った父とともに、看病と闘った母。

感謝と祈りによって父母が救われるのであれば、それでいい。

抗がん剤や緩和ケアだけが”治療”ではない、と心から思うのでした。

 

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akira yoshida
奈良県産 昭和53年式 ギタリスト・ソングライター・シンガー

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