【2020年2月7日】立場が変われば、見方が変わる。

辛く苦しい治療を終えて、父はホスピス・緩和ケアへと。

そんな連絡を受けた時、愛用のビリビリ手袋がさらにビリっと・・・。

 

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人生について

人生を謳歌するとは、なんだ。

人生を全うする、とはなんなのだ。

こんなにもなつかない息子を持ち、父は幸せだっただろうか。

なんてことを考えながら、母からの電話を切りました。

父はもはや、あと数日だと。

生きているうちに、もう一度会いに行くか。

ということで、日程を調整しようとしているところです。

死に際に会いに行く。

これはきっと、父のためでも母のためでもない。

自分にとっての”心残り”をさけるため。

自分の罪悪感をごまかすため。

ではないか・・・と考えています。

 

寿命について

人間の命と、モノの寿命を比べることはアホなことかもしれませんが。

俺は物持ちがよく、ボロボロになったらリペアして、さらにボロボロになるまで使います。

もう、どうしようもなくなった時、新しいモノに買い換えるか、あるいは捨てるか。

今日は愛用の手袋がビリっといきました。

本来なら、

「よし。修理や。リペアや。まだまだ擦り切れるまでいくで!」

な気分なんですが。

「もう、よくがんばったね。ありがとう。」

と、ある程度綺麗なままサヨナラするのもいいのかな・・・。

なんて。

思ったのでした。

ビリビリの手袋を見ていると、痛々しい気分になったのです。

「今までありがとう。もうじゅうぶん頑張ってくれたよ。」

という気分になったのです。

かわいそうな気分にもなりました。

人間にも当然寿命があり、どのように死ぬかは神が決めることとして。

どのように死にたいだろうか、俺は。

「延命治療などしてくれるな!」

と今は思っていても、

「やっぱり死ぬのは怖い!」

と思わないとも限らない。

ずっと点滴しながら、病室で死を待つなんて絶対に嫌やけど、死を前に、俺の面倒を見てくれるヒトがいるのだろうか・・・とか。

ぼんやり考えながら、確信しました。

「やっぱり、今しかない。」

と。

 

今。この瞬間。

自分がいつ、どのように死ぬか。

そんなこと、わかりません。

必ず訪れる死について考えることは決しておかしなことではないけど、それよりも!!

今、この瞬間をどのように生きるかってことがとても大事だな。

と、思ったのでした。

過去は変えられない。

未来はわからない。

だから、今です。今。

この瞬間に踏み出す一歩の『質』こそが、俺の人生を決めるのです。

決めるのは俺だ。

さあ。

手袋を復活させて、出かけよう。

 

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akira yoshida
吉田あきら ギタリスト・ソングライター・シンガー 毎月第二金曜日 ライブハウス新宿SACT!でワンマンライブを行っています。

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