新宿のライブハウス新宿SACT!でご一緒してから、ずっと尊敬と羨望の眼差しを向けざるを得ないミュージシャン谷口崇。
真似できないあの歌声と、超ハイクオリティな楽曲たちをひっさげて精力的にライブ活動をされています。
名曲、”指でさようなら”をはじめて聞いた時、ぞっとしたことを覚えています。
GoodMusic を知っているGoodMusician、谷口崇。
並みじゃない、並々ならぬ才能が溢れる兄貴です。
きっと本人が思うよりもずっと温かく人懐っこい声なのに、
吉田あきらと聴き手の僕の間には、距離がある。
このちょっとした距離は、
彼が主戦場にしている町の小さなライブハウスで、
吉田あきらとお客さんの距離そのものだと、想像する。
礼儀のような距離。
全曲弾き語りで表現されたこのアルバムは、
吉田あきらが今それ以外に手段を持ちえなかったからで、
そこに微塵の迷いもなかった。
なんだかんだあったし、あるけど、ここではもう、迷わない。
幾度となくうらめしく睨みつけてきた夜明け前の空。
同じ空に向かって、今彼は、きっと大丈夫、と歌っている。
谷口崇(ソングライター/シンガー)
>>>http://www.takashitaniguchi.net/
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