ギターをポロポロ弾きながら、『どんな歌詞を乗せようかなー』と、ハナウタを歌ってました。
『ハナウタがそのままウタになればいいのになー。。』
そしたらこんなウタができました。
ハナウタノシズク
心はチリに舞い 土を探す
光はさえぎられ 深い眠りへと
かよわく水を飲む 無意識の中
むずがゆい闇の底 途絶えぬ鼓動
生きては死にゆく そしてまた生きる
繰り返す 命は続いてく
それはハナウタ 心に咲く
小さなつぼみは ただ時を待つ
息吹きはなびいて 心を求め
生きては死にゆく そしてまた生きる
心は生きることを望む
それはハナウタ 心に咲く
口ずさむハナウタは心に咲き、それがシズクのようにポトリポトリとウタになる。心臓の鼓動のように、ポトリポトリとウタになる。
そんなウタが”ハナウタノシズク”です。
このウタは夏の終わりに下書きしました。秋を過ぎ、冬を越え、春を待つイメージで書いたウタです。
3rdアルバム”夜明け前”のコンセプトにもぴったりじゃないかな??ってことで、収録を決めました。
2015年5月2日収録。ウタとギターの同時録音。1テイク。
マイナーな平ウタからサビでベタなメジャー進行へ。平ウタにアカペラ色を。そしてダークな世界観に光を漂わせるイメージで演奏しました。