作曲のヒントが欲しくて、友寄隆哉さん著、『大人のための作曲入門本』
自分のクセがわかる
『大人のための作曲入門本』を読んで、作曲における考え方のコツや自身の作品の分析方法を学ぶ事ができました。コード進行や、出だしの度数がワンパターンになってきたな、と感じる時の解消法なんかも思いついたりしました。まったくの初心者がこの本を読んで作曲を学ぶことはできないかも。どんなしょーもない曲でもいいので、まずは作ってみる×100を繰り返し積み重ね、それからこの本を読むとより実用的だと思います。
知識と感性
知識がなければ作曲し続けることはできません。感性だけでも作曲の継続は難しいでしょう。マンネリ後、ネタ切れし、飽きます。自身のひらめきを分析し、名曲やヒット曲を分析し、それぞれを照らし合わせて、さらに新しいメロを紡ぐ過程において『大人のための作曲入門本』は大変参考になります。そもそも作曲は楽器の演奏ができなくてもできるものです。鼻歌オンリーで作曲できます。もちろん、ある程度のトレーニングは必要だとは思いますが。そーいったトレーニングのためのCDが『大人のための作曲入門本』には付いています。面白そうなので、習慣的に聞いてトレーニングしたいです。
シートミュージック
『大人のための作曲入門本』のまえがきに、シートミュージックについての記述があります。どんな素晴らしい楽曲も1枚の紙切れに記すことができる、と。そこに書かれるのはメロディとコード進行と歌詞だけだ、と。とても重要なポイントだと思いました。サウンドディレクションやアレンジ、ミキシングの話はまったく含まれません。メロディとコード進行と歌詞の世界がシートミュージックと呼ばれるものです。俺はココを徹底的に磨きたいし、ココだけは他のミュージシャンと圧倒的な差を見せつけたいと思っています。『大人のための作曲入門本』にはシートミュージックのヒントが満載です。
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