【おすすめのピック】なんて信じるな!?すべてのギターピックを試すべき理由

自分に合ったギターのピックを探しているヒトはいませんか?

ギターのピックを探すときは、弾き心地を優先しますか?

それとも、音色を優先しますか?

それとも・・・・????


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■ギターピックの材質はだいたい4種類

ギターピックの材質の特徴については、同じような情報がネットにころがりまくっているので、そちらを参考にしていただくとして・・・。

メジャーな材質は4種類くらいでしょうか。

  • セルロイド
  • ナイロン
  • ウルテム
  • デルリン

それぞれにそれぞれの特徴があり、弾き心地や音色が違います。

なので。

それぞれの素材の特徴を知るには、実際に自分で弾いてみて、感触を確かめてみなければなりません。

 

■ピックの厚み(硬さ)はだいたい3種類

ギターピックの厚みによって、これまた弾き心地と音色が変わります。

厚み(硬さ)はだいたい3種類、でしょうか。

  • うすめ(柔らかめ)
  • ふつう
  • 厚め(硬め)

また、このような表現をする場合もある、でしょうか。

  • やわらかい(thin)
  • ふつう(ミディアム)
  • 硬い(ヘヴィー)

厚みが薄いと柔らかく、分厚ければ硬いです。

しかし、ウルテムのような材質のピックを弾いてみると、

『うすめ(柔らかめ)だけど硬く感じる』

『厚みがあるのに、しなりを感じる』

という感想を抱く場合があるかもしれません。

いずれにしても、それぞれのピックで実際に自分で弾いてみて、ピックの特徴を感じながら音色を確認してみなければなりません。

 

■ギターピックの型はだいたい3種類

ピックの形によって、弾き心地や音色が変わります。

型はだいたい3種類、でしょうか。

    • ティアドロップ型(大きくない)
    • おにぎり型・トライアングル型(小さくない)
    • ジャズピック(小さい)

ギターでソロ・リードを弾くことが多いギタリストはやや硬めのティアドロップ型を使用することが多く、

アコギでザクザクとストロークをすることが多いギタリストは薄めのおにぎり型・トライアングル型を使用することが多く、

難解なモードを単音でテケテケテケーと弾き倒すジャズギタリストは、小さなジャズピックを使用することが多い。

のではないでしょうか。

しかし。

やや硬めのティアドロップ型でアコギを弾き、ふくよかな音色を奏でるギタリストもいるでしょう。

薄めのおにぎり型・トライアングル型でヘヴィーなサウンドを奏で、華麗な速弾きを披露するギタリストもいるでしょう。

なので!!

実際に様々な型のピックを試してみる必要があるでしょう。

 

■ギターピック一般論1.速弾きにおすすめのピックとは?

一般的に、ギターの速弾きに適しているとされるピックは、

  1. そこそこ小ぶりで、
  2. そこそこ先が尖っていて、
  3. そこそこ硬く、
  4. そこそこ滑りが良い

ピックではないかと思います。

個人的な感想としては、おにぎり型かつ厚みの薄いピックでは、速弾きするのはなかなか大変です。

もちろん、おにぎり型の薄いピックで速弾きするヒトもいるはずですが・・・。

 

■ギターピック一般論2.カッティングにおすすめのピックとは?

チャカポコとクールでシャープなカッティングをキメる時は、

  1. 小さくなく、
  2. 厚すぎず、固すぎない

なピックを使うと良い、とされています。

小ぶりで厚く硬いピックでのカッティングは、ピックがズレそうになります。

ズレそうになると、強い力でピックを持ってしまいます。

そうすると”しなり”が悪くなって、弾力性のないダサいカッティングになってしまうでしょう。

しかし。

おにぎり型の硬いピックでカッコいいカッティングをするヒトもいるはずです。

 

■ギターピック一般論3.アコギにおすすめのピックとは?

アコギの弦は、エレキの弦に比べてハリが強め&硬めなので、それに合わせてぶ厚めの硬いピックを使うヒトがいるかと思います。

しかし分厚く硬いピックでは、アコギの魅力でもある、ふくよかなサウンドは表現しにくいのではないか、と思います。

俺は、アコギの演奏ではJIM DUNLOP(ジムダンロップ) の『ULTEX TRIANGLE 0.60mm』という、薄くやわらかいピックを使っています。

 
JIM DUNLOP(ジムダンロップ) の『ULTEX TRIANGLE 0.60mm』

ものすごく愛用しています。

とてもおすすめです!

が、しかし。

分厚く硬いジャズピックでアコギを弾き、しなやかなストロークを奏でるヒトもいるかもしれません。

つまり。

やっぱり実際に試してみなければわからない、ということです。

 
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■消耗しやすいピックがある??

ピックは消耗品です。

弦に対して斜めにピックを当てて、ゴリっとしたサウンドで弾くヒトは消耗が早いでしよう。

俺は平行に当てたいタイプのギタリスト。

ピックはあまり消耗しません。

かなり長持ちします。

よく、

「このピックは消耗しやすいピックで・・・」

というフレーズを耳にしますが、

「ギターピックのせいにするの・・・??」、というのが俺の持論。

ピックが消耗するのは前述の通り、弦に対してピックを斜めに当てているから。

あるいは、力いっぱい弾きすぎ。

もしくは、単純にへたっぴ。

だと思います。

消耗の原因はピックではなく、自分の弾き方です。

きっと・・・。

 

■ピックの個性を知る

ピックの素材や硬さが違えば、弾き心地や音色が変わるのは当然です。

「このピックは良い!でも、このピックは悪い!」

と優劣をつけるのではなく、それぞれのピックを個性を知り、出したい音色に合わせてピックを選ぶことができるようになったら、ギターやエフェクターに頼らずに音作りができるかもしれません。

たくさんのピックを試して、それぞれの個性を知っておくことは武器になるはずです。

 

■ギターピックにおける究極の理想

自分が求める弾き心地と音色を得るためには、すべてのピックを試すべきだ!

という持論があります。

その持論と真逆にある”究極の理想”とは。。。

それは、

『どのようなピックでも、自分が求める音色を出すことができる!!』

ってことです。

こだわりにこだわってオリジナルピックを作って、

「俺はこのピックじゃないとだめなんだ!!」

と自己満足にひたるのも悪くありませんが、それは悪い意味でピック依存が強すぎると思います。

その辺のコンビニでも売ってる!ってくらいのど定番ピックで、自分の理想を奏でることができたらピックに困ることはなくなるだろーなーと思うのですが、どうでしょうか。

 

【断言!】すべてのピックを試さなければ、本当のコトはわからない

しょーもないネットのレビューに、真実はないと思っている俺です。

知りたいのは他人の意見ではなく、自分がどう感じるか・・・ってことです。

なので。

「自分に合ったギターピックを探そう!」

「自分の理想的なサウンドを出すギターピックを見つけよう!」

と思ったら、すべてのピックを試してみる!という方法がもっとも正しいのではないでしょうか。

サウンドハウス

とりあえず、サウンドハウスで注文しまくって、様々なギターピックを試してみましょう。

新しい発見があるかもしれませんよ。

 
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ヨシダアキラ(ex吉田あきら)
奈良県産 昭和53年式 ギタリスト・ソングライター・シンガー 2022年からソロプロジェクト『フルキッシュ/FullKish』始動

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