山田五郎さんによる「機械式時計」の本を、少しずつ読んでいます。
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機械式時計大全
男性に多いと言われる、機械式時計ファン。
俺もそのうちの一人です。
過去にいくつかの機械式時計を所有してきましたが、今は40歳の誕生日から使用している1本のみを愛用中です。
ものすごく気に入っているし、なんの不満もありません。
でも。なんだか他に新しいヤツが欲しくなってきました。
今の愛用時計もオーバーホールするタイミングなので、「次のやつをイったろか」と思っています。
機械式時計の仕組みについて、は、以前から興味がありました。
どうやって動いているのか。
メーカーによって、どのような違いがあるのか。
そもそも、なんでこんなに高額なの？？
ってなことを山田五郎さんの本で勉強して、各ブランドやモデルについての知識を得て、自分にふさわしい腕時計をじっくりと吟味したいと思うのです。
腕時計を投資目的で購入するヒトが増えているようで、無駄に高騰していることが残念です。
ギターやデニムもそうですね。
時計やギター、デニムを投資目的として所有する、、なんてまるで興味なしです。
ちっとも楽しくないし、下品でさえあると感じます。
時計、ギター、デニムが好き！！ってヒトはこの世にたくさん存在しています。
そういった共通の趣味を持つ人たちと交流できるのもまた楽しみです。
俺の好きな作家であり、俺が読書をするきっかけを与えてくれた作家である宮本輝さんも、腕時計が大好きだそうです。
そんな彼が所有していることでその存在を知った腕時計が、パテックフィリップです。
ロレックスやオメガも素晴らしい時計ブランドですが、パテックはちょっと別世界・異次元であります。
エリプスやカラトラバ、アクアノートやノーチラスなどなど、様々なモデルがあります。
が。
「なんでそんなに高額なん？？」
と、素人の俺は思います。
そして、
「こんなもん、誰が買うん？？」
と思います。
「金持ちが金を出せば手に入るのなら、なおさらくだらんなあ。」
とも思います。
思いますね。ええ。思いますよね。
でも。
きっと俺は所有することになると思うんですよねー。
機械式時計を知り、パテックに限らず他の老舗ブランドの技術力の高さやデザインの素晴らしさを知り、その他いろいろと理解を深めることで、
「いやー。まさか、この俺がコレを所有するとはね。」
というオチが訪れるのであります。（わりと確信しています。）
家族や友達は、
「理屈っぽい、そして高額な時計を所有して、何になるの？？」
って言うでしょうか。
まあまあ。そう言わずに。
俺の中に数多くある”ヘンタイ”の、ほんの一部分なのですから。
