詩人・茨木のり子さんの「時代遅れ」に感動

最近、立て続けに電車に乗っていて、痛みを伴うほど見かけます。

スマホしか見ていない人を。

Sponsored Link

時代遅れ派に憧れます。

詩人・茨木のり子さんの『時代おくれ』という詩を読みました。

とても好きな”ジャンル”の詩で、

「そうだな。俺も”時代遅れ派”がいいなー。」

と思いました。

スマホがないと生きていけない人が激増していて、自分もその利便さにどっぷりとあやかってはいるものの、

「度が過ぎるのはいかがなものか」

と思いますし、特に歩きスマホは見苦しく、美しくない。

はたから見れば嘲笑(ちょうしょう)の時代遅れ けれども進んで選び取った時代遅れ もっと遅れたい

と、茨木さんは謳います。

YEAH!!です。

できるだけ、「使い捨て文化」から外れたいと思っている俺です。

すぐに古びるがらくたは 我が山門に入るを許さず

と、茨木さんは詩に刻みます。

とても共感したいトコロです。

スマホやパソコン、音楽ソフトなんかは、茨木さんから見たら”すぐに古びるがらくた”の典型でしょう。(実際、すぐに壊れるし。)

AIが音楽を作るようになっても、俺は自分の手で”時代遅れな生楽器”を演奏し、楽器から放たれる”時代遅れな生音”を空気に溶かして、”進んで選び取った時代遅れ”かつ普遍的な音楽とともに、人生をますます謳歌したいと思います。

 

Facebooktwitterredditpinterestlinkedinmail
ヨシダアキラ(ex吉田あきら)
奈良県産 昭和53年式 ギタリスト・ソングライター・シンガー 2022年からソロプロジェクト『フルキッシュ/FullKish』始動

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です