久しぶりにまとまったお休みをいただいて、パリで夏休みを過ごすことにしました。
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いちいちお洒落な街
はじめてのヨーロッパ。はじめてのフランスです。予備知識をほぼ用意せずのパリです。映画『アメリ』でしか知らないパリです。シャルルドゴール空港からバスに乗りパリの街並みを眺めていました。電線がないので景色が綺麗です。バスを降りてホテルまで歩きながらすれ違う人を観察しました。第一印象としては「いちいちお洒落やなー」って感じです。地元で暮らす女の子の服装や佇まいがとてもお洒落。石畳の狭い通りがほんとにお洒落。建物がめちゃお洒落。窓際に飾られた植物たちの感じが実にお洒落。あふれんばかりのカフェがかなりお洒落。公園のベンチでくつろぐ老夫婦の佇まいがたまらなくお洒落。何もかもがすべてお洒落。残念なのは歩きタバコ率やポイ捨て率が高いところ、です。
バトーパリジャン
エッフェル塔の近くの乗り場から、セーヌ川を遊覧する船に乗りました。美しい満月の夜、パリの美しい景観を満喫しました。ウソみたいに素晴らしかったです。
時刻は夜の10時を回っていました。
めちゃんこ有名な建物がたくさん並んでいます。綺麗にライトアップされていてうっとり。でもその建物名をなかなか覚えることができなくて・・・。
音楽とともに踊ったり、愛を語らったり。多くの人が、それぞれの夜を楽しんでいました。ほんとに綺麗で過ごしやすい季節でもあるので、世界各国から人が集まる理由は容易に想像できます。
モンマルトル
映画『アメリ』でおなじみ、モンマルトルへ。途中、乗るべきバスを間違え、降りるべきバス停を間違え、結構な時間歩きましたが、おかげで素敵な街並みを楽しむことができました。
細い石畳の小道を歩きます。坂道が多いです。
サクレクール寺院のあたりには、「ミサンガ売り」がうようよ。強引に巻きつけては金銭を要求するのでしょうか。何度も腕を掴まれました。日本の美しい柔道で一人ずつ片付けていきました。(空想で。)
モンマルトルはいわゆる”丘”なので、坂道はもちろん階段も多くありました。
サンジェルマンデプレ
パリにはカトリック教会とカフェがたくさんたーくさんあるのです。
俺はメソジストなプロテスタントで、たいしたクリスチャンではないですが、こーいった”the カトリック”な教会に入ると身が引き締まります。(すぐゆるむので、マメに引き締めたいのですが・・・)
ヴェルレーヌ、ランボー、マラルメ、ピカソ、ヘミングウェイなどなどが集い、語り合ったとされるカフェ『ドゥマゴ』。店内でコーヒーを飲みながら、芸術と愛についてムッシュと語り合いました。(空想で。)
コンコルド広場
ルイ16世やマリー・アントワネットへの処刑が行われたという場所、コンコルド広場。
オランジュリー美術館
オランジュリー美術館といえばクロードモネ!!特大作品の『睡蓮』を実際に見て、全身が震えました。普段”絵画”には馴染みのない俺でさえ、感動するのです。原画のパワー、芸術の壮大さは圧巻。アメイジング。。。
Andre Derain(アンドレ・ドラン)という画家の絵が気になりました。これは友人、日比康造と俺のツーショットだと思われ・・・。
チュイルリー庭園
普段は観覧車がない・・・のかな??とても綺麗な庭園。
静かな時間を満喫しました。。。
サンマルタン運河
映画『アメリ』で、アメリが水切りをしていた運河、だそうで。
Hôtel du Nord(北ホテル)
ジュマペ通りにあるHôtel du Nord(北ホテル)。1938年の映画『北ホテル』Hôtel du Nordでおなじみのホテルだとか・・・。
しかしまあ。どこを切り取っても絵になるパリの街並みはすごいです・・。
AUX PRES
そこそこのお値段で激ウマの地元料理を味わえるというレストラン。確かに激ウマ。メニューにmisoやyuzuなどのワードがちらほら。キッチンに日本人がいるのかな、と尋ねたら「いねーよばーろー」と言われました。
オルセー美術館
昔は駅のホームだったというオルセー美術館。ミレーの落ち穂拾いとか、ゴッホの自画像とか、ルソーとかルノアールとかの絵があります。
絵や彫刻にはそれぞれのストーリーが描かれています。そのへんをちゃんと勉強して再び訪れたいと思いました。作品に感動することは間違いないのですが、うんちくを知っていると数万倍楽しめるような気がします。
かわいい女の子でした。
サンルイ島 シテ島
美しすぎて鼻血が出そうな景色。内外問わず多くの著名人やお金持ちが暮らしているそうですが、納得です。思わず俺は最寄りの不動産屋に駆け込んで、物件資料をいくつかいただいてきました。(空想で。)
ノートルダム大聖堂
聖母マリアに捧げられたというノートルダム大聖堂。ナポレオンの戴冠式(たいかんしき)はここノートルダムにて、1804年12月2日に行われたそうです。ノートルダム大聖堂はシテ島にありますが、パリという街はシテ島から生まれたとのこと。ノートルダム前の路上にはパリの中心地を示す印があるそうです。(俺は後で知ったので見てません・・・・)
日曜日のミサで礼拝に参加しましたが、実に厳かで”the カトリック”な雰囲気でした。
シェイクスピア・アンド・カンパニー
今回のパリで、なんだかわからないけどかなりグッときた場所、それがここです。とても素敵なブログがあったのでご紹介。
■http://www.francenoyoru.com/shakespeareandcompany
俺は霊感というものを持ち合わせてはいないけど、なんか、いわゆる霊的なものを感じました。カフェでコーヒーを飲みましたが、とてもとても美味しく感じました。なんでやろな。雰囲気が良かったからかな・・・。
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リュクサンブール宮殿
なんだか高貴なエリア、リュクサンブール宮殿。自由の女神像の原型が設置されていることでも有名だとか。公園には池があり、池にボートを浮かべて子どもたちが遊んでいました。
エトワール凱旋門
エッフェル塔に並ぶ超有名スポット、凱旋門。観光客でごった返していました。が。子連れのホームレスがたくさんいたり、移民系の集団が悪そうな目をしていたり、”表裏一体”を強く感じました。
お歌でおなじみ、シャンゼリゼ通り。日本で言うところの銀座・中央通り・・・かな??
やっぱり、モンマルトルの佇まいはかっこいいなー。
エッフェル塔も安定のかっこよさ。
エッフェル塔
フランス革命100周年を記念して建てられたというエッフェル塔。誰もが知っているフランスのシンボル。
絶対王政と封建制度を崩壊させたフランス革命はフランス人にとってとても大きな大きな意味のある出来事だったんでしょうね・・・。
また行きたいパリ!!
ほんとたくさん”感じた”パリでの5日間。自分の感受性キャパシティは初日でオーバーしました。また行きたい。また行ってみたいと思いました。次回はフランスの歴史や美術的な知識を頭に入れて街を歩いてみたいです。もう少しフランス語(英語)も勉強するべきだったなー。もったいないなーって思ったことがたくさんありました。
きっと、綺麗で美しいばかりがパリじゃないとも思います。スリも多いしホームレスも多い。全部ひっくるめて、また行きたいと思うのでした。
あまりにも素晴らしい日本
海外を旅行するたびに、日本の素晴らしさを思い知らされます。日本文化の美しさも。日本人としての誇りも強く感じます。仕事もロクにせず、たらたら長時間ランチしながらおしゃべりを続けるフランス人からは、「もっとゆっくり、人生を楽しもうよ!」と教えられました。「自分らしさ、自分のスタイルを堂々と築き、それを貫きなさいよ!!」というメッセージも受け取りました。そーいったエッセンスを、己の遺伝子に組み込まれている『大和魂』に浸して、俺の人生を豊かにしていけたらいいな、と思います。
ありがとうパリ。またね。おば!!
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